X(旧Twitter)を使っていて、「ブックマークが消える」「全部消えた」ということはありませんか?
せっかく後で読みたいと思って保存しておいた投稿が、いつの間にか消えていて焦った経験を持つユーザーは少なくありません。
Xではブックマーク機能が非公開かつ便利な一方で、システム上の不具合やアプリの仕様変更により、思わぬトラブルに見舞われることも。
この記事では、Xでブックマークが消える原因と、全部消えた場合の対処法について詳しく解説します。
実際に多くのユーザーが遭遇している現象を事例を交えて取り上げながら、どのようにしてブックマークを守り、さらに、失って場合でも回復できるのかというところまで網羅しています。
Xで快適に情報を管理するためにも、ブックマークにまつわる基本的な知識とトラブル時の対応方法をしっかりと押さえておきましょう。
X、ブックマーク、消える、全部消えた──この4つのキーワードにまつわる不安をこの記事ですべて解決します。
Xでブックマークが消える?全部消えた場合も含めて原因を解説!

Xではあとからゆっくり読むことのできる便利なブックマーク機能が提供されていますが、ある日突然「全部消えた」という声がSNS上で相次いでいます。
しかしながらその原因は多岐にわたり、X自体の仕様上の問題から使っているユーザー側の操作ミス、あるいはバグや一時的な通信障害に至るまでさまざまです。
このセクションでは、幾つかのケースに分類して現象を分析し、Xでブックマークが消える原因を深掘りしていきます。
端末やアプリの不具合による一時的な表示エラー
Xのブックマーク機能は、スマホアプリとWebブラウザの両方で利用可能です。
気になった投稿なんだけど今はいいからあとからゆっくり読みたい、などというときに使うと大変便利な機能です。
しかし、アプリのキャッシュが破損していたり、通信状況が悪かったりする場合、ブックマークが読み込まれず「消えた」と見えることがあります。
ログアウトやアカウント切り替えによる同期エラー
複数のXアカウントを使い分けている場合、意図せず別のアカウントに切り替えてしまったことで、ブックマークが見当たらなくなることも起きているようです。
これは使っているユーザー側の勘違いでもあります。
しかしながら、また、ログアウト後に使用した端末の記憶装置からキャッシュが削除され、表示されなくなるケースも報告されています。
投稿自体が削除・非公開・凍結された場合
Xでブックマークしていた投稿が、投稿者本人によって削除されたり、投稿者のアカウントが凍結されたりすると、自分のブックマーク一覧からも消えてしまいます。
Xの基本的な構造なので仕方がないのですが、最も多いと思われるのがこのケースです。
投稿の種類としては、特に政治的発言や著作権に関わる投稿が消えるケースが多く報告されています。
アプリやXの仕様変更・アップデート
Xは頻繁に予告抜きで仕様の変更やシステムのアップデートを行っています。
大規模なアップデートもたびたび行っています。
特定のアップデートでブックマークの一時的な非表示や構造変更が行われた場合、ユーザー側では「消えた」と錯覚するケースが多数あるようです。
「消えた」ように見えても、実際にはサーバー上に残っていることもあり、数日後に復活することもあります。
サードパーティアプリによる干渉
スマホでは一部の外部アプリ、パソコンでは使っているブラウザの拡張機能がXの挙動に干渉し、ブックマークの表示に影響を与えることがあります。
とくにアドオンなどXと連携するアプリを多用している場合は、ブックマークが消えて見えないように設定の見直しが必要です。
不正アクセスやアカウント乗っ取り
システムや設定などだけでなく、セキュリティ面でも注意が必要です。
万が一、Xのあなたのアカウントが何者かに乗っ取られた場合、勝手にブックマークが削除される恐れがあります。
突然「Xのブックマークが全部消えた!」と感じた場合は、まず自分のログイン履歴を確認してみましょう。
何者かにログインされた痕跡があれば、すぐにパスワードを変更しましょう。
Xでブックマークが消える・全部消えた!対策はどうしたらよぃ?

Xでブックマークが「消える」「全部消えた」という状況に陥っても、慌てる必要はありません。
一時的に消えたように見えているケースが多くあります。
ここでは、復元可能な方法から再発防止のための対策まで具体的にできる手続きを紹介します。
対策1:まずはアプリや端末を再起動してみましょう
アプリやブラウザプログラムの動作上起きる軽微な表示エラーであれば、アプリの再起動や端末の再起動だけで解消されることがあります。
まずは最初にスマホやタブレット、パソコンの再起動を試してみて下さい。
Xを再開してみるとブックマークが復活している場合があります。
対策2:キャッシュをクリアしましょう
Xアプリのキャッシュが原因でブックマークが表示されない場合がありますので、キャッシュを削除することで改善されます。
アプリの設定画面から「ストレージとキャッシュ」を選び、キャッシュをクリアしましょう。
念のため端末を再起動してXを立ち上げ直してみてください。
対策3:Web版Xで確認してみましょう
Xでは、スマホアプリでブックマークが表示されない場合でも、ブラウザ版でログインしてみると表示されて見えることがあります。
アプリとブラウザと両方でXの動作状況を確認してみてください。
こうすることでアプリ側で一時的な不具合が起きていることがわかり、現象発生の切り分けができます。
しばらくはブラウザ版Xを利用しましょう。
対策4:投稿が削除・非公開になっていないか確認しましょう
他のXアカウントや検索機能を使って、対象の投稿がまだ存在しているか実際に確認してみましょう。
削除済みであれば復元は困難ですが、キャプチャや再検索で類似情報が見つかる可能性もあります。
誰かがその投稿を再投稿、リツィートしてくれていれば、情報に辿り着くことができます。
対策5:過去の通知やDMからリンクを探しましょう
ブックマークは消えていても、以前にその投稿をシェアしていた場合は、DMや通知履歴にリンクが残っていることがあります。
リンク先の投稿を確認してみましょう。
ひとつひとつ投稿を辿る必要がありますが、根気強く繰り返すことで、ここから再びブックマークを取り戻すことが可能です。
対策6:定期的なバックアップやメモをしましょう
Xには公式なエクスポート機能はありませんが、重要な投稿はURLを外部メモアプリなどに保存しておくことで、消失のリスクを回避できます。
これは、と思った投稿はすかさずスクリーンショットを撮る、などの予防策を普段から行うようにしておくとよいでしょう。
案外とこの方法で解決できる問題かもしれません。
対策7:Xのサポートに問い合わせてみましょう
Xのブックマークがシステム上のバグによって失われた可能性が高い場合は、Xの公式サポートに報告しましょう。
復元される保証はありませんが、改善につながる場合があります。
以下に問い合わせ窓口とヘルプセンターのリンクを貼っておきます。
対策8:不正アクセス対策を行いましょう
二段階認証を設定したり、定期的にパスワードを変更することにより、乗っ取りによるブックマーク削除を未然に防ぎましょう。
半年に1回は最低でも行ったほうがよいでしょう。
不審なログインがあった場合は、早急にパスワードを変更し、連携アプリを見直すことも重要です。
対策9:ブラウザの画面表示設定を見直しましょう

WebブラウザでXを閲覧している際に、表示倍率が120%以上などに設定されていると、左側のメニュー欄が省略表示されてしまうため、「ブックマーク」アイコンが表示されないことがあります。
この場合、ブラウザの設定メニューにて表示倍率を80%〜100%程度に変更すると、メニュー全体が収まり、ブックマークが再び表示されるようになります。
対策10:Chromeの拡張機能を確認・無効化しましょう
Google ChromeでXを使っていて、表示をカスタマイズするアドオン(例:Stylus、Dark Readerなど)を導入している場合、ブックマークの表示を抑制していることがあります。
このような拡張機能を一時的に無効にするか、「XのUIを変更しない設定」に設定することで、ブックマークの表示が復活することがあります(UI:ユーザーインターフェース)。
特に複数のカスタムCSSを使っている場合は、設定をひとつずつ確認して影響範囲をチェックしましょう(CSS:カスケードスタイルシート)。
Xでブックマークが消える?全部消えた場合も含めて原因と対策を解説!まとめ

Xで便利に使っていたブックマークが突然「消える」「全部消えた」となると、多くのユーザーは戸惑いを隠せません。
しかし、ほとんどのケースでは一時的な不具合や表示の問題に過ぎず、落ち着いて対処すれば多くは回復可能です。
アプリの再起動やキャッシュ削除、Web版での確認などの初歩的な方法から、ログイン管理やセキュリティ対策、ブラウザ設定の見直し、拡張機能の管理まで幅広く網羅することで、Xのブックマーク機能を安心して利用することができます。
また、重要な投稿に関しては、外部ツールを活用して二重に保存することで、万が一のときにも備えることができます。
Xでの情報整理の中心となるブックマーク。
その信頼性を高めるためにも、日頃から適切な管理と確認を行い、快適なSNSライフを維持していきましょう。
X、ブックマーク、消える、全部消えた──これらに関する問題や不安があっても、この記事を通して解決に近づけることを願っています。
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