パーフェクトデイズのラストの涙の理由は?面白い・つまらない、どっち?
※ネタバレを含みますのでご注意ください。
映画パーフェクトデイズ「PERFECT DAYS」は役所広司の圧巻の演技に2時間目が釘付けになってしまいましたが、主人公の平山がラストシーンで流す涙の理由は何なのでしょうか?
そもそも映画自体は面白いのでしょうか、つまらないのでしょうか、どちらなのでしょうか?
巨匠ヴィム・ベンダース監督による第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞したこの映画は世界的にとても高い評価を獲得していますが、見る人によって評価がまるで異なると思います。
寡黙な初老のトイレ清掃員の毎日の日常生活を淡々と描いたものですが、一見代わり映えのない毎日の繰り返しのようでいて、実は微妙に異なるものであったり、予期せぬ出来事が起きたりします。
主人公の平山にとっては毎日がパーフェクトデイズなのです。
ラストで涙を流すことも起きるのです。
ここではその涙の理由や、映画そのものは面白いのかつまらないのか考察してみました。