X(旧Twitter)のプロフィール欄には、「何年から利用しています」という情報が表示されます。
この表示を見て、自分のアカウントの歴史が相手に分かってしまうことに、違和感や抵抗を感じる方も多いようです。
特に新しいアカウントを作成したばかりのユーザーや、過去のアカウントを削除して再スタートした人にとっては、「何年から利用しています」がプロフィールに表示されることで、フォロワー獲得に悪影響を与えると感じることもあります。
では、この「何年から利用しています」という表示は消せるのでしょうか。
また、プロフィールのどこから変更が可能なのか、その設定項目が見つからないと悩んでいる方も多いはずです。
この記事では、Xにおける「何年から利用しています」というプロフィール表示について、その表示の仕組みや、プロフィールの変更可能な範囲、非表示にする方法の有無などを詳しく解説します。
SNS上での印象を少しでも良くしたい方や、アカウント運用に神経を使っている方に向けて、実践的な情報をわかりやすくお届けします。
Xで「何年から利用しています」と表示されるということで悩んでこの記事を訪れた方にとって、確実に参考になる内容を網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。
Xで何年から利用していますは消せる?プロフィールの変更について解説!

Xのプロフィール画面を見ると、フォロワー数や投稿数の下に「2019年1月からXを利用しています」などの表示が出ていることがあります。
この情報は、アカウントの作成日を示しており、他のユーザーにも公開されています。
結論からいうと、この表示をユーザー側で非表示にすることは現在できません。
Xのシステムにより自動で表示されているもので、設定画面やプロフィール編集画面からは削除も変更もできないようになっています。
ただし、「何年から利用しています」の表示以外で印象を変える方法や、プロフィールをより魅力的に見せる工夫は可能です。
以下で詳しく見ていきましょう。
プロフィール編集で変更できる情報とできない情報
Xではプロフィールの一部情報を自由に編集できます。
以下が編集できる項目です。
- 名前(表示名)
- ユーザー名(@から始まるID)
- プロフィール文章
- 場所(任意)
- ウェブサイトURL
- 生年月日(表示・非表示の切り替え可能)
- プロフィール画像
- ヘッダー画像
一方で、「何年から利用しています」という表示は、編集不可の項目に該当します。
この情報はアカウントの作成日をもとに、自動的に生成され、他人にも見える状態で固定されています。
利用者の声は?
一方で「何年から利用しています」と表示されることについて、実際のXの利用者の声はどうなのか?検索してみた結果を記載します。
この部分は利用者に手が出せる領域ではないことを承知しているように見受けられます。
- おかげでそのアカウントの素性がわかりやすいのがいい。
- エックスになったけどこの部分だけは変わっていないんだね。
- 恥ずかしいからやめてほしい。
- この情報結構大事。
- いつの間にか表示されるようになった。
- 表示は当然といえば当然ですが、なんかホッコリする。
X「何年から利用しています」の意味や表示を消せない理由を解説!

ここでは、「何年から利用しています」がなぜ非表示にできないのか運営者側のシステム設計思想を明らかにします。
また、「何年から利用しています」の意味を深堀りしながら、なぜこの情報が表示され続けるのか、背景にある理由をさらに詳しく見ていきましょう。
なぜ非表示にできないのか?Xの設計思想を読み解く
X(旧Twitter)は「透明性」と「信頼性」を重視したシステム設計を基本的なメインフレーム・特徴としています。
特にスパムアカウントや偽アカウント対策として、アカウントの作成時期を公開することで、ユーザーがその信頼度を判断できるようにしているのです。
たとえば、フォロワーを急激に増やしたアカウントでも、「2024年6月から利用しています」と表示されていれば、それが新しいアカウントであることが一目で分かります。
これは広告主や企業アカウントにとっても重要な指標となります。
したがって、X運営会社としてもこの表示を簡単に非表示にする機能を設けることは、今後も考えにくいといえます。
「何年から利用しています」を目立たなくするテクニック
「何年から利用しています」は現状では非表示にできないとはいえ、目立たなくする工夫は可能です。
たとえば以下のような方法があります。
プロフィール欄を充実させる
詳細なプロフィール文やリンクを設定し、アカウントの目的や魅力を伝えることで、「何年から利用しています」という表示に目が行かないようにすることができます。
プロフィール文には自己紹介、活動内容、連絡先などを記載し、信頼性を高めましょう。
ヘッダー画像やプロフィール写真を工夫する
ビジュアルで印象を与えることで、テキスト部分の視認性を相対的に下げることができます。
特に視線誘導の設計を意識し、インパクトある画像を使うことで「何年から利用しています」の位置をユーザーに意識させにくくできます。
別のアカウントを利用する選択肢
どうしてもこの表示を避けたい場合、新たにアカウントを作成するという手段もあります。
ただし、その場合もアカウント作成日から表示が始まるため、根本的な解決にはなりません。
また、新アカウントへの移行によってフォロワーの移動や投稿履歴の継続性が損なわれる点も注意が必要です。
アカウント作成日はXが持つ基本情報のひとつ
Xに限らず、FacebookやInstagramなど、他のSNSでもアカウント作成日が情報のひとつとして保持されています。
これはアカウントの信頼性を示す指標として、多くのプラットフォームで利用されている情報です。
Xも同様に、このデータをプロフィール上に表示することで、ユーザー間の信頼構築を促進しています。
スパム対策や偽装アカウントへの抑止効果
新規アカウントを大量作成して不正行為を行うボットやスパムアカウントの存在は、Xにとって大きな問題です。
「何年から利用しています」という表示を出すことによって、ユーザーが「新しく作られた怪しいアカウント」か「長く利用している信頼できるアカウント」かを判断する材料になります。
これはプラットフォーム全体の健全性を守るためにも、今後も削除されない機能であると考えられます。
過去には非表示機能が検討されたこともない
Xの公式ヘルプセンターや開発者向けブログを確認しても、「利用年表示を消す」機能が提供されたことや、検討された履歴は見当たりません。
つまり、X運営側としても、この機能の存在を積極的に維持しようとしていることがうかがえます。
Xで何年から利用していますは消せる?プロフィールの変更について解説!まとめ

Xで「何年から利用しています」というプロフィールが表示されることをめぐって、多くのユーザーが困惑しています。
プロフィール編集から設定変更できそうに見えますが、実際にはこの表示を消す機能は用意されておらず、Xの方針として明確に固定されているものです。
「何年から利用しています」という表示は、アカウントの信頼性を示すための指標であり、スパム対策やプラットフォームの健全性維持のために残されています。
しかしながら、プロフィール欄を工夫したり、画像を強化したりといった方法で、この表示の目立ち具合を下げることは可能です。
新たにアカウントを作っても、この情報は必ず表示されるため、根本的な対策にはなりませんので、アカウントの信頼を高めることが何よりも重要です。
Xを利用する上で、この情報とうまく付き合いながら、自分のアカウントをどのように見せていくかを工夫することが求められます。
この記事ではXで「何年から利用しています」というプロフィールが表示されることに関する多くの情報を網羅し、実際にできること・できないことを具体的に解説しました。
この情報を参考に、あなたのXプロフィールをより魅力的に整えてみてください。
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