電車の中ではスマートフォンを利用している人がとても多いですね。
混雑している電車の中でも着座、立ちながら、どちらにせよスマホを操作している人が大勢います。
こんなとき、そういう人のスマホが自分の背中など身体に当たる場合、どうしたらよいのでしょうか?
座っている場合は隣の人がスマホをいじっていて肘が当たってくることもありますよね。
こんなときに、注意したりたしなめたりしても、頭に血が上ってしまって逆ギレされたり、口論やトラブルとなってしまったりするのは避けたいところです。
肘で押し返したり、具体的な行為をした場合は正当防衛とまでゆかず暴行罪になるのでしょうか?
今回、記事を書くにあたって広範囲にわたって詳細に調査しましたが、今のところ、こうすると万事八方うまく収まるという解決策はありません。
この記事では電車内で他人のスマホが当たるトラブルについて、少しでも事態が解消する方向に役立つ方法をご紹介したいと思います。
電車でスマホが当たるときどうする?一番良い対処法を解説!

それでは電車の中でスマホが当たってくる場合にはどのように対処したらよいのでしょうか?
軽微にできるものから順番に紹介します。
この時重要なのは相手や周囲の状況をよく観察してしっかりと把握しておくことです。
被害を受けている側なのに、やり方を間違えると周囲が相手に同調したり味方したりして、あなたが悪い人のような状況になってしまうこともあり得ます。
無視する
最初の選択肢は、とりあえず無視です。
とにかく耐えて我慢することです。
可哀そうな人だなあ、わからないんだなあ、くらいの寛容な心を持ちましょう。
相手か自分が電車を降りるまでの短い間です。
毎日続くものではないでしょう。
自分を特定して決まった人がこのようなことをしているわけでもないでしょう。
相手の行為はマナー違反で、迷惑な行為ですが、事を荒立ててトラブルに発展するようなことはあなたにとって有益ではありません。
看過するのも大人の対処の方法のひとつでしょう。
火中の栗を拾わず、ということです。
迷惑な素振りをする
相手が意図せずあなたにスマホが当たってしまっている場合もあります。
そのような相手に自然な形でわからせようとする行動は有形力の行使に当たらないと言えます。
相手のほうを向いて迷惑そうな顔をする
どんな相手か確認するふりをして、実際に確認したついでに、思いっきり迷惑そうなしかめっ面をして見せましょう。
何度か同じ行為をすれば、相手が自分の行為が迷惑をかけていることに気づいて、自主的にやめる可能性があります。
相手のほうを向いてわざとらしい咳払いをする
これも相手が他の人に迷惑をかけていると気づいていないときに、知らしめるためのものです。
音声で働きかけるのは、迷惑そうな顔をするよりも、一段階踏み込んだ行動になります。
わざとらしい咳払いは周囲の人々に対して迷惑を受けてることの正当なアピールにもなります。
迷惑を受けていることをリアクションで示し周囲の共感を得る
手のひらを上に向けて両手を拡げたり、外国人がよくやるようなリアクションをしてみましょう。
こりゃないよ、というときに外国人がよくやるタイプのものです。
周りの人から共感をもらいつつ、相手が行為をやめるのを促す効果があります。
相手をときどきにらみつける ※ただし相手がどういう人か見極めが必要
相手をちらりと一瞥して短い時間で観察をします。
にらんだことで、頭に来て絡んでくるようなタイプの人間かどうか、とっさに見極めましょう。
私は髪型や指輪などで相手が、他人を意に介さない、迷惑をものともしないタイプの人かどうか判別するようにしています。
次のようなタイプの人にはにらむのは辞めています。
ツーブロックでモヒカン
スキンヘッド
ひげを生やしてえらそうに見えるタイプの人
ごつい指輪・多数のピアス穴の人
いかにも好戦的なタイプの人に見える場合
神経質で粘着性のありそうな人
こちらからにらんでも絡んでくるようなタイプではないと判断できた場合、にらみつけるのも効果があります。
相手が良識ある人の場合はすぐに辞めてくれることでしょう。
口頭で注意する
ここから対処法レベルがひと段落上がります。
こちらが迷惑をこうむっていることを相手が判ったうえで行っているような場合は、継続した意図的な迷惑行為と捉えて具体的な行動に出るものです。
この場合もまずは相手の見極めが重要です。
注意して逆ギレしないかどうか。
相手を一瞬でよく観察しましょう。
逆に注意しないで無視することで、頭に来て絡んでくるタイプの人もいますので、そうした人と思われる場合には口頭での注意がまず必要になります。
注意するときの言葉づかいとしては以下の候補が挙げられます。
スマホが当たってますよ。迷惑だからやめてください。
相手の迷惑行為をまず指摘して、それからやんわりとやめてほしいことを告げましょう。
短い言葉で2語程度にしましょう。
くどいと説教くさくて反感を買います。
さっきから肘が(腕が)当たっています。迷惑なのでやめてください。
座席で隣の席にいる人に言う場合です。
相手の目を見据えて言いましょう。
いずれも周囲の人に、相手の人が迷惑行為をしているんだ、とわからせるための発言でもあります。
あくまでも丁寧な言葉づかいで、ゆっくりとわかりやすく、活舌良く、はっきりと言いましょう。
押し返す
さらに一段レベルアップします。
有形力の行使に当たりますので、よく観察して相手を見極めて、行動に移りましょう。
口頭で注意すると逆ギレされそうな相手にやんわりと押し返すなどの行為が、効き目のある場合があります。
満員電車で身体が接触している場合で迷惑を受けている状況でよく取られる行為です。
スマホを手で払いのける
最終手段です。
注意してもわからない相手に具体的な行動に出てもよいものでしょうか?
例えば相手のスマホを手で払いのけたり、相手の体を肘や腕で押し返したりすること、などです。
結論からすると、相手や状況によるがこじれる原因となるためやめたおいたほうがよい、でしょう。
やるとしても、このようなときは相手に対して、故意に「不法な有形力の行使をした」ことにならないように注意しましょう。
このとき、伸びをしたり体の向きを変えるなどをした自然な行為やふるまいの勢いで相手に肘で押し返したりすれば、故意かどうかあいまいとなり、意図して不法に有形力を行使したとまでは問われないものと思われます。
電車でスマホが当たるときどうする?肘で押し返すのは暴行罪になる?

相手がスマホを故意に意図的に繰り返し自分に当ててきているとしたら、理論上は暴行罪に問うこともできると思います。
ここで、暴行罪となる要件は法的用語で「故意に人の身体に対して不法に有形力を行使する」こととしています。
しかしながら、相手がスマホを使うのに夢中で意図せず自分に当たってしまうような場合となると、悪意があるとか、違法性が高いとまでは言えず、暴行罪とまでは言えないでしょう。
そのため、相手に対する対処法も日ごろからよく注意して、意図しておく必要があると思います。
故意か過失か?が判断の基準
このような状況下で肘で押し返したりすることは、暴行罪になるのでしょうか?
この時の重要な観点は、「故意か過失か?」という点です。
故意だったり、過失だったりすれば、あなたの立場は危ういものになります。
結論から言うと、暴行罪とまではならないものの、これをきっかけに口論やトラブルに発展し相手に暴力をふるってしまえば、犯罪行為となります。
そのような相手はちょっとしたことですぐに頭に血が上って口撃してくる人かもしれませんので、よく相手を観察したり状況を冷静に判断するなどの注意が必要です。
電車でスマホが当たるときどうする?肘で押し返すのは暴行罪になる?まとめ

電車の中でスマホを使っている人は大勢いますが、そのスマホが自分の背中に当たるときや、スマホを操作するための肘が当たるような場合にどう対処したらよいのか、実体験を基に調べたものを記事にまとめました。
肘で押し返すのは相手をよく見極めてから行うほうがよいでしょう。
口論に発展して暴力沙汰になってしまうと暴行罪になってしまいます。
あくまでもこちらが迷惑をこうむっていて、相手がマナー違反しているわけであって、そこを周囲にも理解してもらえるような言動を取れることが一番良いです。
対処法には軽微なものからステップがありますのでこの記事の解説が参考になれば幸いです。
電車にはいろんな人がいて、信じられないようなことも平気で起きますが、冷静に対処してあなたの大切な時間を無駄にしないよう、慎重に行動しましょう。
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