「メルカリで買ったものをメルカリで売る」――これ、やってみたいけど不安……という方も多いのではないでしょうか。
「転売目的っぽく見られるのでは?」「メルカリの規約違反になるのでは?」という疑問や、「説明文ってどう書くの?」「値段はどう決めるの?」「写真はどこまで工夫すればいいの?」といった悩みを抱えている方も少なくありません。
実は、「メルカリで買ったものをメルカリで売る」こと自体はルール違反ではありません。
むしろ、正しい手順とマナー、ちょっとしたコツを押さえることで、効率的に品物を循環させる良い方法にもなります。
ただし、注意点もあります。
特に説明文・値段・写真の3つは最重要ポイントです。
本記事では、「メルカリで買ったものをメルカリで売る」際の【説明文】【値段】【写真】について、各ポイントをわかりやすく解説します。
初心者の方も経験者の方も、この記事を読めば安心して再出品ができるようになります。
それでは、「メルカリで買ったものをメルカリで売る」ための知識と実践テクニックを、説明文・値段・写真の各要素を軸に、徹底的にチェックしていきましょう!
メルカリで買ったものをメルカリで売る説明文はどうする?

出品において最も重要なのが「説明文」です。
「メルカリで買ったものをメルカリで売る」場合、特に説明文の内容に気を遣う必要があります。
なぜ自分が再出品するのかを正直に、誠実に、オリジナルの言葉で伝えることが信頼につながります。
コピペはダメ!メルカリで買ったことや再出品理由を書きましょう!
説明文は自分自身の言葉で書くのが基本です。
前出品者の文章をコピーするのはNGです。
再出品する理由としては以下のようなケースになるのではないでしょうか:
- 実物の色や素材が画面で見た色や思っていたもの・想像していたものと違った。
- スタイルや形状・デザインが気に入らなかった。
- サイズが合わなかった。
- 同じようなものをすでに持っていたことに購入した後で気づいた。
- イメージと違って活用する機会がないと判断した。
- つい、衝動買いしてしまった。
- その他
再出品する際の説明文の一例です:
こちらはメルカリで先日購入しましたが、サイズが合わなかったため、泣く泣く再出品いたします。
色味は画面で見るよりも若干落ち着いた感じで、デザインも気に入っていたのですが、サイズだけがどうしても合いませんでした。
着用したのは試着の一度のみです。
どなたか気に入ってくださる方にお譲りできればと思います。
このように、自分が買ったことを明記しつつ、再出品の理由を丁寧に記載することで、購入者に安心感を与えることができます。
このような理由なら閲覧した方々にも納得して頂けることでしょう。
自分の言葉でメリットを再構成しましょう
購入元にあった商品の魅力や特徴は、自分の言葉で言い換える必要があります。
たとえば「防水機能あり」は、「小雨程度ならしっかり弾いてくれるので、通勤時にも安心」と自分の生活に落とし込んだ表現にしましょう。
商品状態を正直に記載しましょう
自分の目で検品した結果をもとに、商品の状態をありのまま記載することも信頼を得るカギです。
購入時には気づかなかった小さな傷や使用感がある場合は、それも正直に書いてください。
※背面に小さなスレがあります(写真8枚目参照)が、中身はとてもきれいな状態で使用にはまったく問題ありません。
購入してすぐの再出品は避けましょう
購入後、即日や翌日に出品すると、「転売ヤー」と見なされかねません。
最低でも1週間は空けてから出品しましょう。
購入元を特定される表現は避けましょう
「◯月◯日に購入」や「◯◯さんから購入」などの記載は、購入元を特定されやすく、転売目的を疑われる原因になります。
説明文は一般的かつオリジナルな表現にしましょう。
メルカリで買ったものをメルカリで売るとき値段はどうする?

価格設定は、出品の成功・失敗を左右する非常に重要な要素です。
以下では3つの観点から、適切な値付け戦略を解説します。
とにかく早く売りたいなら「最低価格戦略」
時間をかけずに早く手放したい場合、利益を度外視した価格設定が有効です。
計算式:最低価格 = (購入価格 + 送料) × 10 ÷ 9
この式により、販売後に手元に残る金額がちょうど購入額+送料になるように調整できます。
売れない場合は、「期間限定値下げ」や「いいね割引」「タイムセール」などを活用してみましょう。
少しでも利益を出したい場合には・・・
利益を見込むには、送料・手数料に加えて「自分がどれくらいの利益を得たいか」を明確にしておく必要があります。
計算式:販売価格 = (購入価格 + 送料 + 利益目標)
× 10 ÷ 9
市場をよく調べ、競合商品の価格帯を見てから設定しましょう。
人気商品なら1,000〜2,000円または1~2割上乗せでも売れる可能性は高まります。
希少価値・ブランド品は強気価格でもOK
一部のブランド商品や、タイミングによっては価値が急上昇するアイテムは、思い切って高めに設定するのもアリです。
- 限定色・限定素材
- 特別記念生産品
- シーズン限定アイテム
- コラボ商品
- 販売終了品
こうした商品は購入者が「即決」しやすい傾向があります。
メルカリで買ったものをメルカリで売るとき写真はどうする?

写真は説明文よりも先に見られる重要な要素です。
特に「メルカリで買ったものをメルカリで売る」場合、再撮影とアピールポイントを明確にした写真が鍵となります。
購入元の写真を使い回してはいけません
写真には著作権があり、無断転載はルール違反です。
再利用した場合、通報されるとペナルティを受ける可能性があります。
自分で撮ったオリジナル写真を用意しましょう
- 明るい時間帯に自然光のもとで撮影する
- 白い壁紙や布を背景にする
- 生活感が写り込まないよう配慮する
最大20枚まで投稿できるので、全体像・細部・付属品・タグなどをしっかり押さえましょう。
写真の質が購入者の決断を左右します
ピンボケや手ブレのない、くっきりとした写真は信頼度が増します。
そのためにはとにかく明るい場所で撮影することが重要です。
できれば曇りの日に自然光が入る窓の近くの明るい床や壁を背景に撮影をしましょう。
また、明るさを補正しつつ、画像編集アプリでトリミングやコントラスト調整を行うのもおすすめです。
このとき、色の補正は過度に行わないほうが良いでしょう。
メルカリで買ったものをメルカリで売る説明文はどうする?値段や写真も含めて解説!まとめ

「メルカリで買ったものをメルカリで売る」こと自体は、ルール違反ではありません。
しかしそのやり方や時間間隔、回数等次第では、購入者からの信頼を損ねたり、ペナルティを受ける可能性があります。
出品するときに大切なのは、「説明文」「値段」「写真」の3要素を丁寧に仕上げることです。
- 説明文では、コピペは避け、自分の体験や商品の状態を正直に伝えましょう。
- 値段は、目的に応じて「早く売る」「儲ける」「高く売れる可能性に賭ける」の3戦略を使い分けましょう。
- 写真は、再撮影必須。著作権を守りながら、商品の魅力を最大限に伝える工夫をしましょう。
「メルカリで買ったものをメルカリで売る」ことを正しく行えば、モノの循環をスムーズにしつつ、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもつながります。
説明文・値段・写真の3点を押さえて、購入者が納得のできる、安心安全な出品を目指しましょう。
そして、何度も短期間で繰り返さないように充分気を付けましょう。
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