メルカリやラクマなどのフリマアプリで、気軽に商品を発送できるスマートなサービス「スマリ」。
スマリボックスを使えば、店員とやり取りすることなく、非接触でスムーズにしかも匿名で相手に品物を発送できます。
しかし、実際に使ってみると、「スマリボックスに入らない場合はどうしたらいいの?」「スマリってどのサイズまで大丈夫なの?」といった疑問を感じた人も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、スマリで入らない場合の対処法を詳しく解説し、スマリボックスの対応サイズや設置場所、対応サービスなど、知っておくと便利な情報をわかりやすくまとめました。
スマリは非常に便利な発送手段ですが、入らない場合には柔軟な対応が求められます。
利用シーンに応じた判断ができるよう、事例を交えて丁寧に説明します。
さらに、スマリボックスの実物写真やサイズの目安、実際に設置されている場所や利用可能な配送サービスについても触れています。
「これからスマリを使ってみたい」「使ってみたけど疑問が残る」という方にも役立つ内容となっています。
スマリで入らない場合にはどうしたらよい?具体的な対策方法を解説!

スマリボックスに品物が入らない場合、いくつか複数の原因があり状況も異なります。
ここではそれぞれ説明しながら、対策方法について解説してゆきます。
【入らない場合の対処法5選】
スマリボックスに品物が入らない場合には、以下のような対処方法が可能です。
いずれもケースバイケースですので、機転を利かせて目的が達成できるように工夫しましょう。
ローソン店員に預ける(ボックス満杯時)
スマリボックスには限られた数の投函口しかありません。
また、それぞれの投函口の内部の保管スペースも限定されています。
そのため、利用者が集中する時間帯や店舗ではすでに満杯になっており荷物が入らないことがあります。
扉が開かず、空きボックスがありませんと表示された場合がこのパターンです。
スマリボックスが満杯の場合、ローソンの店員に事情を説明して預かってもらうことができます。
発送済みQRコードと商品を見せることで、店頭で受け付けてくれる場合があります(店舗により対応差があります)。
再操作で扉を開け直す(誤操作時)
ボックスの操作中に間違えてフタを閉じてしまうと、QRコードを再度読み込んでも先ほどの操作が完了していると表示され、荷物が入れられなくなることがあります。
初めて利用する人に多いトラブルのひとつです。
間違えて扉を閉めてしまった場合は、スマリボックスの操作パネルから「最初に戻る」ボタンをタップし、もう一度QRコードを読み込ませることで再び投函口を開けることができます。
パネルの操作は店員さんに聞いてもわからないと言われてしまうことが多いため、自分で対処するしかありません。
慌てず冷静に再トライしてみましょう。
100サイズより小さい箱に入れ直す(物理サイズオーバー時)
スマリボックスの投入口サイズは限られており、大きすぎる荷物は物理的にボックスに収まらないことも。
とくに「100サイズギリギリ」の荷物や、柔軟性のない箱は注意が必要です。
発送しようとしている荷物がスマリボックスのサイズを超えている場合は、梱包を変更するしかありません。
100サイズを下回るよう、ぎりぎりちょうどのサイズの段ボール箱を探す・緩衝材を減らす・柔らかい包装に切り替えるなどの工夫が必要です。
スマリボックスの具体的な寸法はのちほど詳しく記載します。
スマリステーションを再検索(利用不可時)
アプリやスマホの画面トラブルでQRコードがうまく読み込まれないこともあります。
この場合、再起動や別端末の利用が必要になります。
また、極めてまれですが、スマリボックス自体がメンテナンス中や通信障害で使用できない場合があります。
前述のスマリボックスに入らない場合で店員さんが荷物を預かってくれない場合もあります。
そのような場合は、スマホの地図アプリや「スマリ公式サイト」から、近くのスマリステーションを再検索して、他の店舗にあるスマリボックスを探しましょう。
都市部では複数の設置箇所があります。
スマリ非対応時は他の発送手段を検討
どうしてもスマリが使えない場合は、ゆうパック・ヤマト運輸・佐川急便を利用するなど、別の発送手段に切り替えましょう。
メルカリでは発送方法の変更ができる場合もあります。
スマリボックスに入るサイズは?

ここではスマリボックスについて物理的なサイズを解説します。
発送できる最大サイズの形状でもスマリボックスの開口部に入らない場合もあり得ます。
スマリボックスのサイズと対応荷物

スマリボックスの開口部サイズは 縦30cm × 横45cmです。
ただし、メルカリで利用する場合は「100サイズ(3辺合計が100cm以内で、かつ最大の2辺が30×45cm以内)」の荷物までが対応範囲とされています。
このサイズ制限はスマリ公式サイトでも明記されています。出典:https://smari.io/about
大きさだけでなく、厚みや形状によって入らないこともあります。
たとえば、30×45cm以内でも、箱が硬くて斜めに入らないような場合や、荷物が膨らんでいると投函できません。
スマリボックスが設置されている場所
スマリボックスは、全国のさまざまな施設や店舗に設置されています。
代表的な設置場所を以下に紹介します。
ローソン(全国の設置数が最多)
ミニストップ(一部店舗のみ)
スギ薬局
一部のイオンモール内施設
東京メトロ駅構内
一部大学キャンパス
図書館など公共施設のロビー
大型マンションの共用部にあるロッカーステーションなど
コワーキングスペース
とくに都市部では複数のスマリボックスが近距離に設置されているため、1か所が使えなくてもすぐ代替手段が見つかるのがメリットです。
スマリが使える地域も徐々に全国に拡がっているようです。
スマリで利用できるサービス
スマリはさまざまな配送・フリマサービスに対応しています。
以下に主なサービスを紹介します。
- フリマアプリ
- メルカリ
- ラクマ
- PayPayフリマ
- オークション
- ヤフオク!
- ECサイト
- BASE(ベイス)
- STORES(ストアーズ)
- 一部ブランド公式オンラインショップ
これらのプラットフォームでの発送手続き時に、スマリボックスを指定することで、非接触かつ匿名での発送が可能になります。
スマリで入らない場合にはどうしたらよい?スマリボックスに入るサイズと併せて解説!まとめ

スマリは、メルカリやラクマなどのフリマアプリをはじめ、ECサイトの発送にも匿名で利用できる便利で安全な非対面発送サービスです。
しかし、スマリボックスに入らない場合には、いくつかの原因と対処法を理解しておく必要があります。
特に「満杯で入らない」「物理的にサイズオーバー」「扉を先に閉めてしまった」などはよくあるトラブル。
そんなときは、店員への相談や再操作、別ボックスの利用など、柔軟な対応が重要です。
また、スマリボックスは全国のローソンや東京メトロ駅構内、スギ薬局など、さまざまな場所に設置されています。
利用前には、荷物のサイズ(30×45cm以内、かつ100サイズ以内)や対応サービスをしっかり確認しておくと安心です。
スマリをうまく使いこなせば、面倒な発送作業をぐっと効率化でき、P2Pのやり取りで意外とかさみがちな送料も安くおさえることができます。
入らない場合にも冷静に対応し、スマートな発送体験を続けていきましょう。
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