おすすめ度 ◎
ブログで記事を書くテクニックやノウハウの基本を教えてくれる一冊です。ブログについて書かれた本というより、ブログで記事を書くときにどのように文章を書いてゆけばいいのか、わかりやすく基本を示してくれている本です。
本書の姿勢は、「読者ファースト」にあります。何よりもブログの読者にとって有益な記事を書くことこそもっとも大切だと説いています。「読者ファースト」とはすなわち「読者の悩みや問題を解決する」記事を書くということです。
本書はSEOについても触れていますが、SEOより読者ファーストの方が重要だとされています。ブログの果たす社会的な役割を明確に示しているといえます。全編を通じて「読者ファースト」が徹底しており、基本軸がぶれず終始一貫しています。
著者 中島大介
題名 ブログライティングの教科書 BLOG WRITING TEXTBOOK
副題 ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術
帯題 構成の煉り方から執筆ノウハウ、SEO対策まで、
稼げる記事の黄金法則を公開
「わかりやすい」「内容が濃い」とたった5日間で8000RT!
伝説のブログ記事執筆マニュアルが待望の書籍化
項数 189ページ
発行 朝日新聞出版
定価 1,600円(税抜き)
出版 朝日新聞出版
- ブログをこれから始める人や始めたばかりの人だけでなく、すでにしばらく運営している人も含め、読者に読まれるような記事を書くにはどうしたら良いか学びたい人に、おすすめの一冊です。
- SEO対策についても併せて記載されているので、文章の書き方でブログの集客向上を図りたいと思っている人にも有益です。
- ブログ記事の文章を書く重要なポイントを網羅しており、ブログ記事のライティングに関して必要な知識をまとめて体得できる本を探している人におすすめです。
おすすめポイント①「読者ファースト」の視点で文章を書けるようになる
評価したポイントは「読者にプラスになる文章づくり」を主軸に一貫してぶれないところにあります。
評価した理由としては、本書ではブログの社会的役割として読者の悩みや問題を解決すること、としており、深く共感できる考え方をされているためです。
おすすめポイント②具体的な手順でブログ記事の書き方を習得できる
評価したポイントは第2章「10の手順でできるブログ記事の書き方」にライティングテクニックがわかりやすくまとめられているところです。
評価した理由としては、ブログで読者の役に立つ記事の書き方が第2章に凝縮されている点です。標準として身に付けたいテクニックやノウハウが満載されていますので繰り返し読んで血肉としたいところです。
おすすめポイント③本書の記載内容でも充分ですが動画でさらに深く学べる
評価したポイントは、本書の記載は紙面の都合上わかりやすく要点を絞って解説しつつ、さらに深掘りしたい人には動画を視聴して学ぶことができるところです。
評価した理由としては、本書の読者としてはとてもありがたい2部構成になってるからです。本書を読んでテクニックやノウハウを一通り実装することができますが、さらに突っ込んで知りたい人には動画が用意されているというのは大きな評価ポイントです。
まとめ
本書は一貫して「読者ファースト」を貫いています。ブログの読者の悩みを解決する・役に立つことが読まれる記事作りの基本中の基本である、という姿勢が全くぶれません。本書に書いてあるやりようを実践すれば読者の役に立つ記事になることは間違いありません。
ブログ初心者だけでなく、中級者にもおすすめしたい一冊です。ブログ記事のライティングテクニックがさらに向上することでしょう。手元に置いて繰り返し読み返したいものです。
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