Xである日いきなり「凍結されたアカウントによるポストです」と表示されることがあります。
これはX（旧Twitter）で放置していても大丈夫なのでしょうか？
私の場合は、ブログの記事内に埋め込んでいたX（旧Twitter）のポスト（旧ツィート）が埋め込み表示されず、「凍結されたアカウントによるポストです」とだけ、表示されて何も写らなくなってしまいました（下記）。
どうやら引用元の記事をポストした人のアカウントが凍結されてしまい、そのアカウントによるポストが一斉に表示されなくなったようです。
自分のブログでこの引用ポストを表示したままでもよいのでしょうか？
放置していると自分も何かペナルティを受けるのでしょうか？
Xでこのような場合に放置しても大丈夫なのかどうか記事にまとめてみました。
凍結されたアカウントによるポストを表示してもよい？
この画像は、実際に私のブログに表示されたものです。
自分のブログの記事をメンテナンスのため、編集しようとして昔書いた記事の原稿を開けてみたら、Xのポストの埋め込みがきちんと表示されず、このような素っ気ないお知らせが表示されました。
ページ全体として何か間抜けな印象を受けてしまう状態になっていました。
「詳細はこちら」をクリックするとXの公式ヘルプに飛びますが、文字量が膨大で読む気が失せます。
なぜこうなったのか？
埋め込んだポストのURLアドレスを辿ってみると、ポスト主のアカウントが凍結されていました。
ポスト主のアカウントも表示されず不明でした。
Xでアカウントが凍結されるとそのアカウントによるポストが全てこのように表示されなくなってしまうようです。
私以外にもこのアカウントの記事をブログで引用して埋め込んでいる場合は、同様の表示がされていることになります。
どうしたらよいのか？
ブログの記事の内容に沿ったXのポストを引用する形で埋め込んだので、それが表示されなくなると自分の運営しているブログの記事の質が低下してしまい、検索エンジンからの評価が下がる可能性もあります。
また、放置したままだと読者からメンテナンスが行き届いてないサイトやブログだと見なされてしまいます。
いわゆるSEO対策上、問題になりかねない、ということですね。
なるべく早い段階で発見したり気づいたりして、放置せずに修正したほうがよいでしょう。
私はすぐに他のポストの埋め込みに変更しました。
引用したポストがまさか凍結されてしまって表示できなくなるとは予想もしていなかったので最初はびっくりしました。
凍結されたアカウントによるポストをXで放置しても大丈夫？
凍結されたアカウントの利用者はこのような画面が表示されるようです。
Xの運用ルールに抵触してしまったのでしょう。
放置したらどうなる？
ポスト主のアカウントの凍結が解除されれば、ポストの表示も復活します。
ですが、いつ解除されるか、わかったものではありません。
放置したままだと、ブログやサイトのメンテナンスに配慮が行き届いていないとか、記事の表現に問題が生じているのに対処せず放ったらかしていると思われたりして、サイトの運営上マイナスイメージになります。
見た感じも適切な運営がなされていない間抜けなサイトになってしまいます。
Xでは放置して運用側からマイナス評価になるような表記は今のところ見当たりません。
Xでは一度投稿したポストの修正ができないので、放置もやむなしと思いますが、放置したままだと何の意図を示すために他人のどのようなポストを引用したのか不明確になってしまいます。
できれば引用先が表示される形式でのポストを維持できるように心がけたいものです。
どうしたらよい？
アカウントが凍結されてしまうのはよくあることのようですので、Xのポストを引用している人は、運営しているサイトの自分の記事に日ごろから注意を払った置いたほうがよいでしょう。
放置せず、他の生きているアカウントのポストに替えるなど発見次第速やかに対処しましょう。
引用したポストに不具合が生じていることを知らせてくれるワードプレスのプラグインがあったりしたら便利ですね。
Xでは引用先を変えて再度ポストし直したほうが、自分のポストの意図に沿った引用を適切に保ち続けることができますので、読者の方にも親切で良いと思われます。
ちなみに、Xの運用ルールとは？
アカウントが凍結される理由となるXの運用ルールとは簡単に言うと以下になります。
安全性
- 暴力や加害の脅迫、煽動、賛美などの暴力的な発言
- 暴力行為やヘイト行為の主体に加入したり活動を奨励すること
- 児童の性的搾取を行うこと
- 攻撃的な行為や嫌がらせを行うこと
- ヘイト行為を行うこと
- テロリストや過激派など暴力行為の加害者によるツイート
- 自殺や自傷行為を奨励すること
- 過度にグロテスク、暴力的、成人向けコンテンツを含んでいる
プライバシー
- ほかのユーザーの個人情報を許可を受けずに公開/投稿すること
- 本人の同意を得ずに撮影された裸体など私的な画像や動画の投稿や共有
- 自分以外のXアカウントにログインするなどのアカウントの乗っ取り行為
信頼性
- 情報を人為的に拡散・隠蔽するためにXのサービスを利用すること
- 選挙や市民活動の操作や妨害を目的としてXのサービスを利用すること
- 個人、グループ、組織になりすましたり、捏造されたアイデンティティを使用すること
- 合成または操作されたメディアをユーザーを欺くために共有すること
- 著作権や商標など、他社に帰属する知的財産権を侵害すること
動画コンテンツでのサードパーティ広告
- Xに事前報告せずにプレロール動画広告やスポンサーシップ画像などを投稿、表示すること
出典 https://help.x.com/ja/rules-and-policies/twitter-rules
なぜ、凍結される？
簡単に言うと次のような行為を行ったものと推測されます。
以下のような理由でもなく、突然ある日凍結されてしまうようなこともあるようです。
- １日400フォローを超える大量フォローや解除を行い悪質なスパム行為と見なされたため
- 1日2,400件以上のツイートや1,000件以上のDMを行いスパム行為と見なされたため
- アカウントがハッキングされたり乗っ取られようとされている場合
- 生年月日の登録でアカウント情報の年齢を13歳未満にした場合（組織体の設立日など）
- 嫌がらせや他のアカウントへの脅迫・誹謗中傷やなりすましなどの攻撃的なポストをした場合
- 人種差別などユーザーに危険を及ぼすポストをした場合
- 災害時にフェイク情報を流すなどモラルが無い投稿をした場合
- 複数のアカウントで同じ内容のポストを多数した場合
- 複数のアカウントからスパム報告を受けた場合
- 虚偽の選挙状況や政治家に関する不正確な政治的情報などをポストした場合
凍結されたアカウントによるポストを表示してもよい？Xで放置しても大丈夫？まとめ
Xを利用していて、「凍結されたアカウントによるポストです」と表示される場合の原因と対処方法についてまとめて記事にしてみました。
原因：ポスト主のアカウントがXの運用ルール違反のため、凍結されてしまったから。
対処：サイトの場合は放置せず、発見次第速やかに他の生きているアカウントのポストに差し替える。Xの場合は引用先を変えて再度ポストし直す。
注意：日ごろからサイトやXに引用しているXの埋め込みの表示を確認することを怠らない。
Xで初めて「凍結されたアカウントによるポストです」と表示されたら何のことかわからず焦りますよね。
放置しても良いことは一つもないので、速やかに差し替えるなどの対応をとりましょう。
また、自分自身もXのアカウントを凍結されないように注意しましょう。
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