からかい上手の高木さんのキス何話？漫画とアニメでどう違う？

※ネタバレを含んでいますのでご注意ください。

からかい上手の高木さんではキス何話に出てくるのでしょうか？

漫画とアニメと実写映画の話数などについても紹介しながら、違いを紹介したいと思います。

高木さんと西片はキスをするのでしょうか？しないのでしょうか？するとしたらキス何話なのでしょうか？

からかい上手の高木さんは実によく考えられて描かれた漫画ですので、高木さんと西片のキスの話題についてはストーリーの中に頻出しますし、素材としても特別にとても丁寧に扱われていて、読者も激しく納得できるようになっています。

漫画とアニメと実写はどのように違うのか、それぞれキスの有無も違うのでしょうか？

現在上映中の実写版映画が好評のようですので、実写版映画を観て原作漫画やアニメが気になった方など、多くのファンの方々に参考にして頂けると幸いです。

からかい上手の高木さんのキス何話？

結論から言うと、漫画でもアニメでも実写でも、高木さんと西片のキスはありません。

二人がキスまで行かないところがこの漫画のタイトルをよく現わしているところです。

この漫画は高木さんが片想いをしている西片への「からかい」をテーマにして二人の日常生活の微妙な気持ちの揺れ動きを描いた漫画であって、恋愛模様を綴る青春恋愛漫画ではないということです。

キスではないけどキス未満の話

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キスはありませんが、微妙なお話が原作漫画にはあります。

第１３巻第９話「グリコ」の回です。

学校帰りの二人ですが、西片が高木さんにいつものように勝負を仕掛けます。

じゃんけんをしてグリコのルールで歩数を進め、神社の鳥居まで早く着いた方が勝ち、というものです。

グリコのルールは、グー（グリコ）で勝ったら3歩、チョキ（チョコレート）とパー（パイナップル）だと6歩、ですが、ひそかに西片なりにグリコでの勝負に勝てる出し方を考えてきており、チョキしか出さない作戦で高木さんに勝とうとしています。

よく考えると確率的にはどっこいどっこいなのですが、西片の計算では高木さんがグーで勝っても３歩しかないので大打撃ではなく自分が負ける確率は三分の一しかない、というとても西片らしいちょっと至らない皮算用のようです。

ただそこは西片より2枚も3枚もうわての高木さんですから、全てお見通しの上で西片からの勝負を受けて立っています。

お互い神社の鳥居の前に立ち並んで次で勝負が決まるというとき、高木さんが巻き返しを図ります。

罰ゲームを高木さんが提案するのです。

西片がグーで負けたらジュースをおごる、パーで負けたらデコピンされるというもので、さらに決め手が、チョキで負けたら「キスをする」というものです。

西片が瞬時に罰ゲームを頭の中で整理できないまま、最後を決める勝負が始まってしまいます。

結局、「キスをする」恥ずかしさに耐えかねた西片は最初に今日はこれしか出さないと決めていたチョキではなく、パーを出して高木さんに見事に負けてしまいます。

高木さんの逆転作戦勝ちで終わりましたが、肝心なのはここからの罰ゲームです。

西片がパーで負けてので高木さんにデコピンされるはずだったのですが、

「ちゅ」

という音で終わります。

絵では描かれませんでしたが、高木さんが西片のおでこにちゅっとしたのでしょう。

キスには至りませんでしたが、手つなぎはすでに経験していて次のキスまであと一歩というところの話なのでした。

漫画でキスが話題に出た回は？

漫画で2人はキスはしませんが高木さんがキスを餌に西片を手玉に取るシーンは幾つも出てきます。

キス未満の微妙な関係が揺れ動いて続くところがこの漫画の面白いところですね。

からかい上手の高木さんのキス何話　漫画とアニメでどう違う？

漫画の話数は全181話、アニメは全36話（OVAは含めないで）です。

漫画の話数とタイトル一覧です。

次に、アニメの話数とテーマの一覧です。

漫画を再現したアニメもあれば、オリジナルのアニメもあります。

アニメにはグリコの話は出てきません。

そして、劇場版アニメ映画ですが、原作漫画のストーリー通りの部分もありますが、メインストーリーは劇場版オリジナルのものです。

なんと劇場版にはアニメには無かったグリコの話が出てきますが、終わり方が違います。

最後のじゃんけんで西片は漫画版ではパーで負けましたが、劇場版ではグーで負けます。

漫画にあった「ちゅ」もありません。

さらに、実写版ドラマですが、これは後半からは完全オリジナルストーリーで、漫画にもアニメにも出てこないオリジナルのお話しです。

実写版ドラマでも原作の意図を尊重し、キスはありません。

最後に、劇場版実写映画ですが、こちらにもキスはありません。

現在上映中の劇場版実写映画は実写版ドラマの延長線上にあるストーリーなんですね。

漫画やアニメとは全く違ったパラレルストーリーとも言えるものでしょう。

監督は実写版の監督も務めた今泉力哉氏で、その辺りのことはよく判っておられるようです。

からかい上手の高木さんのキス何話？漫画とアニメでどう違う？まとめ

からかい上手の高木さんはキス何話というテーマの記事でしたが、キスはありませんでした。

漫画とアニメと実写と、全て通じて、キスはありません。

キス未満は漫画で1度ありましたけどね。

それが本作、からかい上手の高木さんの一貫して貫いている「からかい上手」というタイトルが成立している理由だからです。

キスして恋愛が成就してしまうと、恋愛未満のからかい行為そのものが無くなってしまいますからね。

真っ先にキスの有無を聞きたくて、キス何話と検索窓に入力する人も居そうですが、キスはありません。

アニメと実写版ドラマとでは監督が違いますが、原作漫画の趣旨を尊重してキスシーンをわざわざ創作したりしていません。

この漫画・アニメが長期間にわたり根強い人気を保ち続けている理由の一つでしょうね。

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