一人暮らししたい心理はなぜ?大学生を持つ親はどうする?

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一人暮らししたい心理はなぜ? 大学生を持つ親はどうする? 仕事・暮らし

ある日突然うちの大学生の子供が、家を出て一人暮らしをしたい、と言い出しました。

子供が一人暮らしをしたいという心理はなぜ・どういうものなのでしょうか?

大学生を持つ親はこのようなときにどうすればよいのでしょうか?

我が家は大学生と高校生の子供二人・両親共働きの東京都内に住む標準的な4人暮らしの家庭で、大学生の子供は20歳です。

大学生の子供は都内の大学の文系の学部に所属し、現在2年生でゼミやサークル・学外所属団体の活動で週末も含めて毎日忙しい日々を過ごしており、バイトをする暇もないくらいです。

現在は家から時間をかけて大学へ通っていますが、一人暮らしをしたいという心理状態になったようです。

この記事では現実に我が家で起きている実体験をもとに、大学生の子供の気持ちやこのようなときに親がやるべきことについて記載してゆきます。

一人暮らししたい心理はなぜ?

いつかは子供は親の元を離れてゆくものでしょう。

それがたまたま今になっただけ、なのだと思います。

大学生になっていろいろな友人たちと接し、毎日新鮮な刺激を受けていることでしょう。

両親がいる家に居ることの窮屈さに耐えかねたのかもしれません。

実際に一人暮らしをしている友人に憧れたのかもしれません。

自分たちがその昔、大学生だったころとは置かれている環境が全く違うものになっていると考えましょう。

まずは子供の置かれている状況を日頃から把握しておくことが重要です。

子供は現在どのような状況にあるのか?

子供は現在、都内の大学の文系学部の2年生、20歳、男性です。

将来の自分のやりたいことを実現するため、毎日、寸暇を惜しんで勉学や活動に勤しんでいます。

なんでそんなに忙しいの?というくらい、リアルでも学校に通い遅くまで帰ってきませんし、早く帰ってきた日は遅くまでZoomなどオンラインで講義を受けたり座学やミーディングをしています。

良い社会経験になるのでバイトをするように親からはことあるごとに口酸っぱく言っていますが、バイトをやる暇もないくらいの忙しさで全然バイトをしていません。

学校の授業以外にもゼミが主催する学外活動があったり、学部活動に関係するサークルに所属し活動をしていたり、学外の活動団体に所属して活動に参加したり、平日も休日も何かしら寸暇を惜しんで勉強をしたり作業をしたりオンライン・オフラインで講義を受けたり話をしたりしています。

私も会社の仕事で残業をして遅く帰ってくる方ですが、帰宅してもまだ大学生の子供は帰ってきていないこともあり、親より忙しい毎日を送っています。

見方を変えれば充実した大学生ライフを送っているのだと思います。

私が大学生だっところとは物凄く違う生活をしています。

なぜ一人暮らしをしたいと言い出したのか?

おそらく、推測ですが、次のような理由によるものでしょう。

  • 成長し、家族の居る家が窮屈になった。
  • 一人暮らしをしている友人の状況を見て刺激された。
  • 親と同居するのが嫌になった。
  • 家族を離れて学生生活に専念したくなった。
  • 一人で社会に出て生活してみたくなった。
  • 通学に時間がかかるため、もっと学校の近くに住みたくなった。
  • 彼女ができたからというのもあり得るが今回は違う模様。

親にとって子供は、つい先日に生まれたような気がしてしまうものですが、子供はものすごいスピードで毎年大きく成長し親の意識を超えて変化してゆきます。

いつかは親を超える意識に到達するものなのでしょう。

いつまでも手元で可愛がりたいと思うものですが、子供から見たら全然違うのでしょう。

社会に一人で出て、思う存分一人で暮らし、大学の近くに住んで、大学生活に専念したい、のだと理解しています。

子供には将来の夢があり、それを実現するために毎日寸暇を惜しんで研鑽に励んでいます。

将来の夢を実現するための学外スクールにも入って勉強しています。

そういった研鑽の仕方が自分たちの大学生だったころとは大違いなところです。

一人暮らししたい心理はなぜ?大学生を持つ親はどうする?

親はうろたえず子供の言い分を真正面から誠実に聞くことが大事です。

できる限りのことは叶えてあげましょう。

なによりも先立つもの、お金が必要になりますが、両親ともに共働きをしたり、実家に支援してもらったり、家計を何とか節約してやりくりして、自分たちの小遣いも減らしたり、一人暮らしに必要な資金をひねり出しましょう。

そして、こういうときこそ、大切な貯金を取り崩して使う場面です。

子供への投資はいわゆる投資の中でも最も重要な投資だと考えています。

株式や投信信託への投資より子供への投資の方がはるかに重要です。

リターンが重要なのではありません、親としての務め、だと思っています。

事前の心構えが肝心

子供が大学生になった時点で、いつかはこういう日がやってくるもの、だと思いましょう。

自宅から大学に通えてる毎日にやがて子供は満足できなくなるでしょう。

大学の近くに住んでいる一人暮らしの友人から大きく影響を受けるものだと思います。

家族との交流より、大学の友人や関係者との交流の方が重要なのだと思います。

いつかは、親元を離れてゆくものだと認識し、ことが起きてもあわてず、冷静に家庭の状況を分析して的確な判断を下せるようにしておきましょう。

月の収入がどう支出に変ってゆくのか、家庭の財産がいまどのくらいあって、住まいのローンの返済計画はどうなっていて、毎年のP/LやB/Sがどうなっているのか、エクセル等で可視化して常に把握しておきましょう。

毎日しっかり働いて子供が一人暮らしをできるよう稼ぐことが重要

そのためには親は会社を休むことなく毎日、勤務して働き続けることが重要です。

調子を崩して長期間働けなくなると、収入そのものが減りますし、場合によっては解雇されることもありえます。

毎日、継続して稼ぎ続けること、これが最も重要です。

そしてできれば、両親とも共働きでそれを毎日実践すること、です。

共働きの効果は絶大です。

子供の想いを叶えるために何よりも必要な資金を捻出できるように、親ができることを毎日、頑張ってし続けましょう。

ずっと続くわけではありません。

なんとか数年間を凌ぎましょう。

一人暮らししたい心理はなぜ?大学生を持つ親はどうする?まとめ

ある日突然、大学生の子供が一人暮らししたいと言い出したら親はどうしたら良いのでしょうか?

大学生の子供の心理はどういうものでなぜなのでしょうか?

この記事ではそんな状態になったときの対処について実体験に基づき、まとめてみました。

子供は成長し、いつかは家を出て親から離れてゆくものです。

我が家はそれが少し早かっただけなのでしょう。

今でなくてもいつかは一人暮らししたいという心理に至るものなのだと思います。

我が家は6月に端を発し、7月から実行するという超スピードで事態が進行しています。

少し寂しくなりますが、子供の成長ぶりを見守り、できることはしてあげたいと考え、両親は頑張って毎日働くつもりでいます。

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