新幹線に乗るときにS Work車両で仕事しないでも大丈夫でしょうか?
S Work車両で仕事をせずに食事や飲酒をしたり、寝るのは問題ないでしょうか?
そんな疑問に答える記事を「S Work車両で仕事しないのはOK?食事・飲酒・寝るも問題ナシ!」と題して掲載します。
結論から言うと、どれも問題ナシ、です。
乗車にあたっての決まりごとや乗車マナーについての注意がありますが、それさえ守れば他人の迷惑にならない限り、仕事をしなくても食事・飲酒・寝る、も大丈夫です。
自分個人が仕事をするうえでの快適さを確保したり仕事に必要なふるまいを実現するために、他人にもそれを許容して可能となるような言動をする必要があり、乗車客同士がそれを認め合うところがS Work車両の利用上の重要なポイントです。
そのポイントさえ守れば、S Work車両で仕事しない、食事をする、飲酒をする、寝る、全て問題ありませんので、ぜひ長時間の移動を楽しみましょう。
S Work車両で仕事しないのはOK?
S Work車両の各座席の前席背面収納網に注意書きパンフレットがありますのでよく読んで理解し守りましょう。
ご利用にあたっての注意
https://jr-central.co.jp/ex/s_work/・「S Work車両」とは、モバイル端末等を気兼ねなく使用して、仕事を進めたいお客様向けの車両です。
・Webミーティングや携帯電話の通話は、まわりのお客様へご配慮のうえ座席でもご利用いただけます。
・Webミーティングは、ヘッドセットやマイクを活用して小さな声でお話いただくことやチャット機能をご活用いただくなど、まわりのお客様へご配慮いただくようお願いします。
・パソコンのキーボード音等、仕事を進めるうえでの最低限の作業音はお客様同士相互に許容いただいたうえでご利用ください。
・モバイル端末等の電子音や音声はOFF、またはイヤフォン等ご活用ください。
・快適なワークプレイスとしての環境を維持するため、お客様同士でのご歓談、並びに座席の回転はお控えください。
・S WorkPシートと一部の対象座席(※)では、テーブルを手前に引き出すと傾き、パソコンの操作などに適した角度でご使用いただけます。
・ご使用の際は、テーブル上の飲み物などの落下にご注意ください。
※一部の対象座席:
下り列車(東京→博多):7号車 11A/11C/12A/12C
上り列車(博多→東京):7号車 4A/4C/5A/5C
JRのホームページでもそうですが、仕事をしない人は乗ってはいけませんとか、乗客は必ず仕事をしなくてはいけませんとか、どこにも書いてありません。
ABC席はB席の一部がパーティションになっていて座れないようになっています。
仕事をしないで静かに過ごすには絶好の環境です。
DE席は変わりありませんが車両空間自体が全体的に静かですので静かに一人で過ごすには申し分ありません。
仕事しなくてもよいの?
そもそも仕事をしたい乗客向けの座席提供サービスなため、それを阻害しないのであればあとは控えめに個人の自由にしても問題ないでしょう。
みなさん仕事をしたい人向けにルールを守って乗りましょう、というサービスであり、仕事をしましょうとか仕事の義務が課せられたもの、ではありません。
とは言え、仕事をする人がいるのでご迷惑にならない行動をしましょう。
仕事をする人に迷惑にならない範囲で仕事をしない、という行動はこの場合制限されるものではないと考えてよいでしょう。
S Work車両の予約方法は?
S Work車両の座席を予約するには、JR東海のウエブサービスの「スマートEX」または「エクスプレス予約」を利用する必要があります。
今のところ駅の窓口や券売機では購入できません。
2024年春頃から駅の窓口や券売機でも購入可能になるようです。
新幹線を予約するときにn700sを選びたい方は記事にしてありますのでご参照ください。
S Work車両で食事・飲酒・寝るも問題ナシ!
他の乗客に迷惑をかけなければ、いずれも個人の自由で問題ありません。
「働く」以外のことが制限されているわけではありません。
他の人が働けるよう環境保持のためのルールは守りましょう。
食事も問題ナシ
筆者もそうでしたが、これから仕事先に向かう、という人は食事も兼ねてS Work車両に乗る、という方もいらっしゃることでしょう。
筆者の場合、いつも買っている崎陽軒のシウマイ弁当をS Work車両のE席で静かに美味しくいただきました。
おいしいお弁当を食べるのも楽しみの一つです。
食事をすること自体が仕事をしに来た人の迷惑になるわけではないので、匂いのきついものや大きな音を立てるものなどでなければ問題ないでしょう。
カップ麺類は匂いが広がりますし、それなりに音も立ちますので辞めた方が無難でしょう。
キムチ系など匂いのきつい食べ物も辞めた方が無難でしょう。
飲酒も問題ナシ!
移動先で仕事が終わり、帰路の新幹線では業務から解放されて、お酒を飲む人も多いことでしょう。
S Work車両でも同様の状況で筆者の利用時にはそこかしこでビールを飲んでいる方がいらっしゃいました。
ただ皆さんひとり客なので会話はありません。
静かに黙ってビールを味わっています。
仕事をしに来た人の邪魔をしているわけではないので酔っぱらって他人に迷惑をかけない限り、問題ないでしょう。
寝るのも問題ナシ!
他人に迷惑をかけず多少のシートリクライニングをして、一人で静かに寝る分には問題ないでしょう。
いびきをかくのは隣や近くの乗客の乗車滞在環境を阻害するためやめた方が良いでしょう。
いびきをかいてしまう人は対策を施したうえで寝るか、我慢して起きていましょう。
寝ている人は奥の席の人が離席したい場合がありますので、その場合は不快に思わずにきちんと起きて通れるようにするなど対応をしてあげましょう。
S Work車両で仕事しない・食事・飲酒・寝る!まとめ
新幹線に乗るときにS Work車両で仕事しないでも大丈夫かどうか、また、仕事をせずに食事や飲酒をしたり、寝るのは問題ないかどうか、そんな疑問に答える記事を「S Work車両で仕事しないのはOK?食事・飲酒・寝るも問題ナシ!」と題して掲載しました。
結論はどれも問題ナシ、です。
ただし、乗車客同士それを実現するためにお互いに言動を慎んだり、マナーを守る必要があります。
S Work車両の座席は基本的に新幹線の移動時間中に、乗車する個人が仕事をするための座席や乗車環境を提供されているため、仕事をしている方やそれ以外の乗車客も含めて他人の迷惑にならないような言動をする必要がある、ということです。
今のところ1便につき1車両のみの提供ですが、たいへん快適に利用できるため、個人的にはもっと増やしてもらいたいと思います。
がらがら空いているという訳ではありませんが、皆さんルールを守って静かな車両空間が保たれているため、仕事をせずにお一人で静かに快適に新幹線に乗りたい方には是非お勧めしたいシートです。
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