正確に時間が決まっていて、飲食も可能で長時間でも疲れない快適な座席シートが用意されている新幹線は特別な時間です。
ノープランで漫然と過ごして単なる移動時間にせず、工夫してぜひ楽しい有意義な時間にしましょう。
この記事では、「新幹線での過ごし方で一人の場合は?起きる方法もご紹介!」と題して新幹線の過ごし方で一人の場合のおすすめを紹介したり、眠らずにずっと起きる方法、また、長時間の出張を快適にするために必要なことについても記載します。
新幹線での過ごし方はさまざまですが家族や相手がいるときと一人のときとではできることも変わってきます。
結論から言えば一人の時は寝る・起きるどちらでもOKです。
この記事でこんなおすすめの過ごし方があったのか!とか、長時間の出張もこれで楽しく乗り切れる!とか、新しく発見してもらえると幸いです。
新幹線での過ごし方で一人の場合は?
新幹線は周りに迷惑さえかけなければ、楽しんだもの勝ちです。
仕事で出張の場合でも、法律上は労働時間にはあたりませんので完全に自分の自由な時間です。
普段の自由な時間とはちがい、新幹線では気分も高揚していて、「何かをする」意欲が自然と湧いてきます。
旅費は会社が払ってくれますから、恵まれたこの機会を大いに楽しみましょう。
まずは好きなドリンクをゆっくり味わう
快適なシートで好きな飲み物を楽しみましょう。
私は必ず大好きなコーヒーを飲んでひと息つきます。
両手が空いていてスタバなどでカップのドリップコーヒーが買えればベストですが、ボトルコーヒーがキャップで閉められるので移動時には持ち運びに便利でおすすめです。
私のおすすめはキオスクでも買えるタリーズコーヒー”バリスタズブラック”ですがキオスクで買えるのは量が少ない小型タイプのものなので、たっぷり飲みたい場合はコンビニで600mlのファイア・ワンデイ・ブラックコーヒーを買ってゆきます。
帰りの新幹線ならビールやご当地銘柄のお酒もよいですね。
お酒は迷惑がる人もいるので静かにひそかに手短に楽しみましょう。
おいしいお弁当を味わう
新幹線の大きな楽しみの一つはお弁当です。
私は、出張行程を組む時に段取りして、できるかぎり12:00~13:00を含む便にします。
行きはデパ地下のお弁当やひいきのお店のお弁当を買いますが、帰りに買う場合はご当地の駅弁を買います。
最近では、改札を入ってから買える駅弁は最近1500円以上するようになり、結構高いです。
高いのですが、出先の地元の美味しいものを食べることのできる貴重な機会でもあるので、気前よく買うようにしています。
スイーツを楽しむ
お好みのスイーツを持ち込んで楽しみましょう。
新幹線と言えばカチカチのスジャータアイスですね。
普通車両には車内販売は通常ありませんので、東京駅では、東海道新幹線ホームにあるスジャータアイス専用自販機やキオスク(一部の)で買います。
自販機はこれから東京駅以外ののぞみ停車駅にも設置されるようです。
少しだけ寝る
ずっと寝たままの人もいますが、寝るのであれば短い睡眠をおすすめします。
私はお弁当を食べアイスを食べ少しコーヒーを飲んだら、少しの仮眠をします。
長く寝ると生活のリズムに影響するので15分程度の短い昼寝です。
起きると集中力が増してよりいっそう新幹線の時間を楽しめます。
景色を楽しむ
名所の景色を楽しみましょう。
私は東海道新幹線では富士山を必ず見ます。
いつみてもきれいな風景だと感心します。
山陽新幹線では東日本とは異なる景色を楽しみます。
副業をする
まとまった時間が確保できるので、副業に専念することもできます。
スマホでポイ活してもよいですね。
私の場合はブログの記事作成のためのリサーチをしたり、記事に載せるフリー写真素材を探したりしています。
動画を見る
Wifi環境さえよければ、好きな動画を見るのもおすすめです。
私の場合は公式サンドイッチマン動画を見て楽しんでいます。
映画を見る
Amazonプライム、Netflix、Huluなど映画配信サービスに加入している人は映画をみるのもおすすめです。
乗車時間に合わせた映画を事前にチョイスしておくと便利です。
Wifi環境が良くない場合も考慮して、事前にダウンロードできればしておけばオフラインでも楽しめます。
サブスクサービスによってはU-NEXTのように最初のお試し期間1か月間は無料で見放題というものもありますので、利用を検討してみましょう。
本を読む
新幹線は本を読むのに絶好の機会です。
座り心地の良い快適なシートで本に集中することができます。
移動時間中に読むには、難しい本ではなくとっつきやすい読みやすい本の方が良いかと思います。
漫画を読む
漫画のサブスクサービスに入っている人は漫画を読むにも新幹線はうってつけです。
もう終わってしまいましたが、2024年1月31日までゴールデンカムイがヤングジャンプの漫画アプリ“ヤンジャン!”とWebコミックサイト“となりのヤングジャンプ”で無料で全巻読み放題でした。
漫画雑誌のアプリやサイトではたまにこのような無料キャンペーンをやっていたりするのでチェックしておきましょう。
U-NEXTの1か月間無料お試しという手もあります。
音楽を楽しむ
私はAmazonプライムに入っているのでプライムミュージックが聴き放題です。
新幹線は音楽のサブスクサービスを楽しむのにもうってつけの環境です。
音質にこだわるのならノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンがあるととても便利です。
周囲の人に迷惑をかけないような適度な音量で楽しみましょう。
オーディオブックを楽しむ
一部の図書館でもサービスが始まっていますが、”聴く本”オーディオブックを楽しむのも良いでしょう。
有名なものではAmazonオーディブルがあり、月会費1500円ですが、無料体験期間があったりしますので試してみるのも良いでしょう。
両手が空くので事由に飲み物を飲んだり景色を眺めたりすることもできます。
アイデアを練る・考え事をする
会社の仕事をしなくてもいのですが、難題を抱えているときなどは、策を考えるのにもうってつけです。
普段は出ないアイデアが新幹線の独特な空間で出てくるかもしれません。
普段より集中できる時間なので会社の仕事でなくても、副業やプライベートのことなどでもアイデアを練ったり考え事をするには最適です。
勉強をする
資格を取ろうとしている人には勉強をする絶好の機会です。
新幹線は多少揺れますので神経を集中する勉強には向きませんが、テキストを読んだり演習問題を解いたりするには良い機会です。
後述する”新幹線効果”により自宅よりもはかどることでしょう。
ゲームを楽しむ
Wifi環境がよければオンラインゲームを、そうでなければオフラインゲームを楽しむこともできます。
ゲームアプリもよいですし、手軽に利用できるブラウザゲームもよいですね。
ゲームによってはスマホのバッテリーをかなり消費するので、コンセント付きの座席にするか、ポータブルバッテリーを持ってゆきましょう。
新幹線で起きる方法もご紹介!
ついつい長く寝てしまいがちな人はずっと起きている方法を試してみてはいかがでしょうか?
以下に代表的な方法をご紹介します。
軽いストレッチや体を動かす
新幹線の座席でずっと同じ姿勢でいると、体がリラックスしすぎて眠くなってしまうことがあります。
そこで、定期的に軽いストレッチを行うことで、眠気を防ぎつつ体の血流を良くすることができます。
例えば、座席に座ったままできる肩回しや、足首を動かすストレッチを取り入れると、体がほぐれて眠気が軽減されます。
また、車内を少し歩くことも効果的です。
新幹線は通路が広いため、トイレに行くついでに軽く歩くだけでもリフレッシュできます。
目標を設定して意識的に集中する
新幹線の移動中に「これだけは終わらせよう」という具体的な目標を設定することで、意識的に集中力を高め、眠気を防ぐことができます。
例えば、仕事の書類を仕上げる、勉強の一章を終わらせる、プレゼンのアイデアを考えるといった小さな目標を立てることで、目的意識が生まれ、自然と眠くなりにくくなります。
このとき、達成した際の達成感を想像することで、さらにやる気を高めることができます。
また、集中力が途切れないよう、適度に休憩を取り入れることも重要です。
メリハリをつけて、計画的に時間を使う心がけが効果的です。
ポジティブな思考を持ち、目的地に着いたときの楽しみを考える
目的地に着いたときの楽しみや期待感を心に描くことで、前向きな気持ちを保ち、眠気を遠ざける方法です。
例えば、仕事であれば成功したプレゼンや打ち合わせの結果を想像し、プライベートでの移動なら、美味しい食事や観光地での体験を心に思い浮かべることで、自然とワクワク感が生まれ、気分が高揚します。
このようなポジティブな思考を持つことで、移動中の時間も有意義に感じられ、眠気に支配されることなく、目的意識を強く持ちながら過ごすことができます。
マインドフルネスや瞑想を取り入れる
マインドフルネスや軽い瞑想を行うことで、リラックスしつつも意識をクリアに保つことができます。
これは、眠気をコントロールしながら心を落ち着け、頭をスッキリさせるのに役立ちます。新幹線の中では静かに座り、呼吸に集中することで、余計な考えを排除し、リフレッシュした状態を維持できます。
このような心のリセットを行うことで、眠気を感じたとしても、それにとらわれることなく、再び作業や読書に集中できるようになります。
5〜10分程度の短いセッションでも効果があり、リフレッシュ感を得ることができます。
「眠ってしまうのはもったいない」という意識を強く持つ
新幹線の貴重な移動時間を「ただ寝てしまうのはもったいない」と強く自覚することで、自然と眠らない意識が芽生えます。
この時間を有効に使えば、仕事や勉強、趣味に役立つことができるというポジティブな考えを持ち続けることがポイントです。
例えば「この時間で1つのタスクを終わらせれば、目的地に着いた後の自由時間が増える」や、「時間を最大限に活用できた自分を誇りに思える」といった自己肯定的な意識を持つことで、眠気よりも有意義な時間の過ごし方に集中するようになります。
新しいことを考え、クリエイティブな時間を過ごす
新幹線での時間を、何か新しいアイデアを生み出す場として捉えることも効果的です。
クリエイティブな発想を促すことで、自然と頭が活発に動き、眠くなりにくくなります。
例えば、次のプロジェクトのアイデアを練ったり、新しい趣味の計画を立てたり、将来のビジョンを考えることで、脳が活性化し、移動時間を充実したクリエイティブな時間に変えることができます。
特に新幹線の静かな環境は、深く考えを巡らせるのに最適であり、集中することで眠気が遠ざかる効果も期待できます。
「眠ると疲れる」と考え、体力を温存する意識を持つ
移動中に眠ると、目的地に着いたときに逆に体がだるく感じることがあります。
このことを意識し、「移動中に眠ってしまうと、逆に疲れが残るかもしれない」と自分に言い聞かせることで、意識的に起きていようとする心構えができます。
また、寝不足や疲れが溜まっているときでも、移動中に無理に寝ようとせず、リラックスしながら体力を温存することを優先する考えを持つと、移動後のアクティブな活動に備えることができます。
この意識によって、眠気に対する抵抗感が自然と生まれ、起きている時間を意識的に確保しやすくなります。
新幹線で長時間の出張を快適にするために必要なことをご紹介!
楽しい新幹線時間を過ごすには、事前にしっかりとした準備と段取りをすることが必要です。
席の予約や持ち物の準備などについて記載します。
快適な時間にするためのポイント
”新幹線効果”の利用や予約時の上手な車両・座席選択が重要なポイントです。
「新幹線効果」を利用して「アゲアゲ」になる
図書館だと読書が自宅よりはかどったり、スタバだとパソコンの作業がはかどったりするように、新幹線も何かをするのに意欲ややる気が出てくる特別な環境です。
筆者は勝手に”新幹線効果”と呼んでいますが、この効果をうまく利用して自分の意欲ややる気を引き出し、普段進まないことを進めてしまいましょう。
車両の上手な選択と集中できる座席の選択
コンセント付きの座席を選択しましょう。
スマホやノートパソコン、タブレットのバッテリーはすぐ減りますので、新幹線で消費してしまうと肝心の目的地に着いてから存分に使えなくなってしまいます。
コンセントのあるなしで料金が変わらない場合もありますので事前に良く調べてコンセントのある車両の席を確保しましょう。
こちらの記事にコンセント付きの車両についての記載がありますので参考にしてください。
おすすめを実行するための事前の準備を入念に
グリーン車や一部特別な車両・区間以外は車内販売がありませんので自分で事前に調達する必要があります。
デパ地下やコンビニなど、どういうルートでどこで買ってゆくか算段をつけておきましょう。
モバイルグッズや充電機器など必要なツールも事前に準備し、バージョンアップやフル充電するなどきちんとメンテナンスしておきましょう。
なるべくなら会社の仕事はしない
移動時間は法律上労働時間には該当しませんので、自分の好きなことをしましょう。
どうしてもしなければいけない仕事があれば、乗ったら最初に手早く済ませてしまい、楽しめる時間を確保しましょう。
薬が必要な人は小分け袋に入れてポケットに入れておく
天候に左右されるような頭痛持ちの方や、持病がある場合など食前食後に服薬が必要な場合は、100均ショップで売っているチャック付きの小さな小分け袋に入れてポケットに入れておきましょう。
新幹線の時間を楽しむには必ず必要なものですのであらかじめしっかり準備しましょう。
他の人に迷惑をかけない=相手にも自分に迷惑をかけて欲しくない
隣や周囲の人に迷惑をかけないようにしましょう。
心がける人が増えれば、自分にも恩恵として巡って返ってきます。
他人への親切と一緒ですね。
うるさくしない
静かにふるまいましょう。
スピーカーはオフにしてイヤホンを使い音量も周りの迷惑にならない程度にしましょう。
飲み食いするときに音を立てないように注意しましょう。
スナック菓子をバリバリ食べるのは遠慮しましょう。
匂いをまき散らさない
ハンバーガーやフライドポテトなど強い匂いが広がるものは持ち込まないようにしましょう。
奥の人が出たいときにすぐに空ける
通路側の席に座っているときは奥の人が通路に出たいときにはすぐに空けてあげましょう。
自分が逆の立場だった場合のことを考えてお互いに気分よく座れるような環境づくりにつとめましょう。
新幹線での過ごし方で一人の場合は?起きる方法もご紹介!のまとめ
「新幹線での過ごし方で一人の場合は?起きる方法もご紹介!」と題して新幹線での過ごし方で一人の場合のおすすめできる楽しみや起きる方法についてご紹介しました。
新幹線の過ごし方ははいろいろありますが、入念な準備や事前の段取りが必要なものもあります。
新幹線に乗る時間は日常とは異なる特別な時間ですので、気持ちの持ちようも異なり、普段の余暇とは違う過ごし方ができます。
いくつか紹介した方法のどれか一つでも実行できて、長時間の出張を楽しい有意義なものにして頂けると幸いです。
一人の時は飲食・寝る・起きるどれもOKです。
そのほか、いろいろとできることはありますので記事で紹介した過ごし方を参考にしてください。
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