新幹線でパソコンのマナーは?使える車両もご紹介

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N700S 仕事・暮らし

新幹線での移動時間にパソコンを利用したいときがあります。

スマートフォンでも代用可能かもしれませんが、パソコンを使った方がよりスムーズに手早く数多く処理できるので少しの時間でもよいから使いたい、といったケースなどがあります。

ここでは「新幹線でパソコンのマナーは?使える車両もご紹介」と題して、新幹線でパソコン利用時のマナーや、パソコンが使える車両について紹介します。

新幹線でパソコンを利用できる環境は日進月歩しており、最新情報を確認することが最も重要です。

この記事で新幹線でパソコンを使うときのマナーやポイントをつかんで、快適な移動時間を過ごしましょう。

新幹線でパソコンのマナーは?

新幹線でパソコンを使うことを好ましくなく感じる乗客もいるので、マナーを忘れずに配慮をしましょう。

中でもキーボードの打鍵音=タイピング音には敏感に反応する人もいますのでできるだけ気を使いましょう。

これだけは守りたいマナー

  • できるだけ窓側席を確保する。
  • 窓側席でない場合、奥に座っている人が通路に出たいときは通れるように空けてあげる。
  • パソコンのスピーカーから音を出さない。
  • 大きなタイピング音を立てない。キーボードカバーなどを使用して発生音を抑える工夫をする。
  • 刺激の強い画面を出さない 覗き込み防止対策をしていて仕事で必要であっても過激な画像等は控える。

パソコンが使える車両は?

新幹線はコンセントが全席に付いた車両が登場するなど、座席シートの機能が年々進化しています。

希望する座席を予約することと、それを実行するための入念な準備が必要です。

  • コンセント必須 バッテリーは長時間持たないし都合により充電できていない場合などがある。
  • 軽量モバイルパソコンが理想 普段使っているパソコンと異なる場合はあらかじめクラウド環境に移行しておく。
  • セキュリティ確保のためにモバイルルータを用意するかスマートフォンでデザリングをする 新幹線のFree Wifiは車両によりセキュリティ確保の程度が異なりあてにならない。
  • 長時間連続作業をしない 新幹線は揺れるので下向きでずっと画面を見てると酔ってしまう。
  • 1時間に1回は立ち上がる 座り続けると身体に負担がかかり、首や肩、腰に負担がかかる。
  • マウスが使えないことがある テーブルが小さくてマウスを載せるスペースが無いことがある。
  • 使えるコンセントは1口しかない スマホも同時に充電したい場合はモバイルタップなどのツールを持参する。

コンセントのある座席を確保する

今までは最も確実なのは新幹線の切符を買うときにみどりの窓口で係員にコンセント付きの座席を手配してもらうことでしたが、2024年2月現在で、S Work車両などオンラインでしか予約できない車両も登場していますので、最新情報を取得することが最も重要です。

S Work車両席は今のところ2024年春頃からみどりの窓口や券売機でも発売開始が予定されています。

東海道・山陽・九州・西九州新幹線の場合

予約時に全席コンセントのある車両を選ぶか、車両の種類を確認してコンセントのある席を予約しましょう。

席にコンセントがあるかないかはオンライン予約時や券売機には表示されません。

・N700S・・・全車両、全席のひじ掛け先端にコンセント付。

・N700系・・・最前列と最後列の壁に、窓側席の足元に、グリーン車全席にコンセントあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

・700系7000番台・・・山陽新幹線のこだま号とひかり号の通称レールスター。5~8号車の最前列/最後列と8号車の個室(コンパートメント)にコンセントあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

・800系・・・九州新幹線(博多~鹿児島中央感)のつばめ号とさくら号。全車両の最前列/最後列にコンセントあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

・500系・・・山陽新幹線(新大阪~博多間)にはコンセントがないので選択しない。

東海道山陽新幹線N700S車両E席右ひじ掛け先端のコンセント

N700Sをex予約するときの見分け方やシートの選び方を別記事にまとめています。

東北・秋田・山形・北陸・上越・北海道新幹線の場合

予約時に全席コンセントのある車両を選ぶか、車両の種類を確認してコンセントのある席を予約しましょう。

席にコンセントがあるかないかはオンライン予約時や券売機には表示されません。

・E7系/W7系・・・上越新幹線と北陸新幹線で運用中、全車両全座席にコンセントあり。設置個所は普通車は最前列と窓側以外座席は前方にあり窓側座席は窓際の壁にある。グリーン車とグランクラスは全席座席の肘掛けにある。

・E6系・・・東北新幹線と秋田新幹線で運用中、普通車は最前列/最後列席および窓際席の壁に、グリーン車なら全座席にコンセントあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

・E5系/H5系・・・東北新幹線と北海道新幹線で運用中、グリーン車とグランクラスは全席にコンセントあり。普通車は製造年代により異なり、2015年までに製造されたE5系は最前列/最後列席または窓際の壁にあり、2016年以降に製造されたE5系とH5系は全座席(前方または窓壁)にコンセントあり。2015年までに製造されたE5系の最後列席ではコンセントが背後にあるのでケーブルの取り回しに注意。

・E3系・・・東北新幹線と山形新幹線で運用中、E3系2000番台にはコンセントあり、E3系1000番台にはコンセントなし。コンセントは普通車なら最前列/最後列席または窓際の壁に、グリーン車なら全座席にあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

・E2系・・・東北新幹線と上越新幹線で運用中、コンセントのある編成とない編成が混在し、見分けが難しいため選択しない方が無難。コンセントありの場合、普通車は最前列/最後列席または窓際壁、グリーン車なら全座席にあり。最後列は背後にコンセントがあるのでケーブルの取り回しに注意。

モバイル機器は前夜からあらかじめフル充電しておく

コンセント付きの席を予約するものの、念のためノートパソコンとスマホやタブレット、必要ならモバイルバッテリー、は前夜からフル充電しておきましょう。

複数のモバイル機器に対応できるツールを準備する

コンセントはひとつしか使えないので複数の機器を同時にコンセント利用するためには、モバイルタップなど一つのコンセントで複数のコンセント差し口とUSB充電ポートのあるツールを持参しましょう。

コンセントのある車両は限定されるため出発時間に合わせて予定を組む

N700Sなど本数がまだ少なく運行時間がまばらなものもあり、乗車に間に合うようあらかじめスケジュールを組み、段取りをして、実行できるように調整を図りましょう。

おすすめの車両

東海道・山陽新幹線ならN700Sを予約すると全席にコンセントがあります。

N700系の場合には、S Work車両(2024年2月現時点では7号車)のコンセント有りの座席を予約するとテレワークが可能です。

東北・北海道・北陸・上越新幹線ならE7系/W7系を予約すると全席にコンセントがあります。

東北・北海道・北陸・上越新幹線はTRAIN DESK(東北・北海道新幹線は7号車、上越新幹線と北陸新幹線は9号車)のコンセント有りの座席を予約するとテレワークが可能です。

新幹線でパソコンのマナーは?使える車両もご紹介のまとめ

「新幹線でパソコンのマナーは?使える車両もご紹介」と題して、新幹線でパソコン利用時のマナーや、パソコンが使える車両について記載しました。

パソコンを使うこと自体を迷惑に感じる乗客もいるのでマナーを忘れずに配慮しましょう。

また、コンセントのある車両は運行会社ごとに運行列車によりまちまちなので、余裕を持って事前によく確かめて希望の座席を確実に予約しましょう。

今のところ、オンラインでの予約が最も便利です。

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